2017年4月23日日曜日

4月は忙しい

4月はいろいろと忙しい。ほんまにありがたいことです。
ちょこっとレポートを。

4月15日、16日は北新地グリーンフォークにて、殿村ゆたか劇場「カウンター」に呼んでいただきました。前半35分のお芝居は平本茜子さん作演出の「カウンター」。殿村さんと浅雛拓さんと西原希蓉美さんが演じる。前半のちょっとコミカルな感じが後半一気にシリアスな雰囲気に変わる。狂気ともいえるような結末だけど、ピュアな心の人達が引き起こした悲劇。びっくりするような急展開だけど短編のお芝居の醍醐味ですね。

後半30分は西原希蓉美さんの歌謡ショー。僕がギターで伴奏します。
噂には聞いてたけど西原さんの歌はいい。上手いだけでなく、お芝居で鍛えられたなにかがあるんでしょうね。すっごい魅力的。
15日はジャズピアニストの名定さんが伴奏に来てくれました。わくわくするなー。でも僕はちゃんとしたジャズが弾けないので、いろいろ注文をつけて無理やり僕に合わせてもらいました。すみませんでしたー。でも、うまくいったかな。

16日は僕一人で伴奏でしたが、セプテンバー酒井さんがMCと歌で参加。いちいち面白い。スベリ芸で定評があるそうですが、めちゃめちゃ受けてました。浅雛さんも「プカプカ」ではギターで参加。ギターを初めてあまり経っていないそうですが、かなり上手かったですね。さすが!


4月22日は天王寺動物園でおなじみの「おはなしえん」。
今回はアライグマ役のとよぴーが仕事のためお休みなので、「あまぞん」こと中川琴乃さんが来てくれました。あまぞんさんがお芝居に出てるのを観るのは2012年の「すぺどら」以来ですね。

13時30分の回はどれだけ入るねん、ってほどお客さんが多かった。大人で70〜80人ぐらい入ってたかな。それに子供がいるからね。100人に近いんじゃないかな。15時30分の回もそこそこ入って満足。ありがとうございました。

今回はあぼさんに代わってあまぞんさんが黒板のチョークアートも担当。劇団員からは「ダサい!ダサすぎる!」と最高に褒められてましたよ。


帰りにはニワトリの「マサヒロ君」にも遭遇。なにかいいことあるかな。
そのあと、新世界動楽亭で月亭文都さんの「ハナシをノベル」で落語を堪能し、香港という中華料理屋で豚肉の唐揚げ、幸せな1日でした。

「おはなしえん」次回は5月7日なのですが、その前に「おはなしえん特別編」が5月3日にあります。野外なのでどうなることやら。久しぶりに「ペンギンは空をめざす」の第1話が聞けますよ。是非!


4月はあと一つ、イベントがあります。
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「まにまに3」
4月30日(日)
17:30開場/18:00開演
予約2000円/当日2500円
LIVE SPACE tora/cafe とらのあな
尼崎市神田南通2-42

18:00〜18:05 『まにまに』はじまりのあいさつ 
18:05〜18:35 たけだあすか
18:45〜19:15 西原希蓉美  
19:15〜19:30 休憩 
19:30〜20:00 ichizo &尾嶋崇行 
20:10〜20:40 dai-hachi 
20:50〜21:20 松本有加
終わり
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またまた、西原希蓉美さんの伴奏です。他の出演者も絶対いいはずです。
行きたい!という方、ご予約承りますよ!!!

2017年4月12日水曜日

「五感をさする vol.1」終了しました

4月8日(土)、「五感をさする vol.1」(四貫島PORTにて)終了しました。
雨の中、来てくださった皆様、ほんとにありがとうございました。暖かい空間にしていただけて感謝してます。

今更ですが、ちょっとだけレポートを。

18時開場なのですが、その前からお客さんがチラホラ。開場時間を決めていても入れるんですよね。このユルさはいい感じです。
19時からはライブが始まりました。1組目は誠司さんの二胡演奏。

衣装に着替えて気合入ってます。
目の前に劇団超人予備校の役者、鉄平さんが座っていて、しゃべることにいちいち受けてくれます。やりやすいのか、やりにくいのか???
まあ、1曲目はやりにくかったと思いますが、2曲目からは緊張も解けて集中します。
台湾や中国の曲を弾いてくれました。低音の出る中胡も駆使して。さすがですね。
誠司さんとは一昨年の夏から秋頃、ちょびっと一緒にやってました。その時に音楽の知り合いをたくさん紹介してもらいましたが、皆さん上手い人ばかりです。すごい人脈なのです。

5分の休憩後、僕が無理やり頼み込んでやってもらった沖縄デュオ。

僕も誠司さんも沖縄はあんまり似合わないのですが、ヘビ皮つながりということで。(ちなみに二胡は本革でしたが、僕の三線はビニールでした)
なかなか三線を弾くことがないので、あんまり上手く弾けませんでしたが、今回は楽譜を読めるようになりました。それだけでもやってよかった、てなもんです。
「花」「童神」「涙そうそう」の3曲をやりました。りんけんバンドもやりたかったんだけど、これはまた後の機会に。

最後はバナナンボ。

去年の超人予備校本公演の開演前音楽祭でやった曲を中心にして数曲入れ替えて各自の負担を減らそうと思っていたのですが、結局、全8曲中、「おはなしえん」で使ったものも含めると新曲が6曲もありました。仕事に劇団に忙しい、あぼさんは大変やったと思いますが、ちゃんと練習してくれます。彼女の鍵盤ハーモニカは素直な歌い口で、爽やかで良いのです。いつもありがとう。
以下、今回のセットリストです。

「仕事さがし」「生活の柄」(高田渡)
「夜風」(とんちピクルス)
「アメリカの恋人」「海辺の街まで」(ハンバートハンバート)
「ぼくらが旅に出る理由」(小沢健二)
「ヨロコビノウタ」(モンゴル800)
「横顔しか知らない」(ハンバートハンバート)

なかなか、われながら良い選曲ですな。

会場の四貫島PORTでコーヒーを出しているマギさんは最近、結婚されて、奥さんがパンを作っています。
今回は、そのパン(またはキッシュ)とコーヒーも出してくれました。


これが、なかなか美味しいんですね。火曜日と土曜日にやってます。また、食べに来てね。


さて、僕は、もう今週末の4月15日、16日には次のイベントに出ます。今回はバナナンボではなく個人です。西原希蓉美さんの伴奏をします。
毎週、何かに呼んでもらえるってありがたいことです。なむなむ。

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殿村ゆたか劇場  『カウンター』
4月15日(土) 17時/20時
4月16日(日) 16時/18時半
■場所『北新地グリーンフォーク』
■作 演出/平本茜子、■出演/浅雛拓、殿村ゆたか、西原希蓉美、小松一也(g)、セプテンバー酒井 (16日) 芝居30分 音楽30分 
1500円+1ドリンク
予約  https://www.secure-cloud.jp/sf/1489975102UzvfXkbZ
日宝堂島センター
〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目3−9 日宝堂島センター
地図 https://goo.gl/maps/jKGrGxJqEKu

2017年4月7日金曜日

夕暮れ

前回、「生活の柄」について書いたけど、もう一つ、高田渡の曲で好きな曲がある。
「夕暮れ」という曲。これは詩人の黒田三郎が書いた詩を歌えるように少し変えたもの。
まず黒田三郎の書いた詩を見てみよう。

夕暮れ

夕暮れの街で 
僕は見る 
自分の場所からはみ出てしまった 
多くのひとびとを 

夕暮れのビヤホールで 
彼はひとり 
一杯のジョッキをまえに 
斜めに座る 

彼の目が 
この世の誰とも交わらない 
彼は自分の場所をえらぶ 
そうやってたかだか三十分か一時間 

夕暮れのパチンコ屋で 
彼はひとり 
流行歌と騒音の中で 
半身になって立つ 

彼の目が 
鉄のタマだけ見ておればよい 
ひとつの場所を彼はえらぶ 
そうやてったかだか三十分か一時間 

人生の夕暮れが 
その日の夕暮れと 
かさなる 
ほんのひととき 

自分の場所からはみ出てしまった 
ひとびとが 
そこでようやく 

彼の場所を見つけ出す 



なかなかいい感じですね。
これが高田渡の歌では、ちょっと変えられてこうなっています。



夕暮れの街で 
僕は見る 
自分の場所からはみ出てしまった 
多くのひとびとを 

夕暮れのビヤホールで 
ひとり 一杯の
ジョッキをまえに 
斜めに座る 

その目が 
この世の誰とも交わらないところを
えらぶ  そうやってたかだか
三十分か一時間 

雪の降りしきる夕暮れの
ひとり パチンコ屋で 
流行歌の中で 
遠い昔の中で

その目は厚板ガラスの向こうの
銀の月を追いかける
そうやてったかだか三十分か一時間 

たそがれがが その日の夕暮れと 
折り重なるほんのひととき
そうやてったかだか三十分か一時間 

夕暮れの街で 
僕は見る 
自分の場所からはみ出てしまった 
多くのひとびとを 


黒田三郎の原作の方を見てみると、「自分の場所からはみ出てしまった」人は自分が観察している対象の人だということがわかる。2番目から「僕」ではなく「彼」になっているからだ。自分がどこかから見ている「彼」は、自分とどこか似ている寂しさを持った人であって、その人たちへの共感を詠ったものだと思う。

でも、高田渡の方を見てみると、一人称の「僕」が出てくるのは最初と最後だけで、間に歌われる人は他人ではなくて自分みたいだ。(この曲を原作を知らずに聴くと絶対自分のことだと思ってしまうだろう。)自分が、ビヤホールでジョッキの前に斜めに座り、パチンコ屋では厚板ガラスの向こうの銀の月を追いかけるのだ、と思わせる。
自分の持っている寂しさや虚しさをつぶやいているような感じ。

これにメロディをつけたらとんでもなくいい曲になったのだ、と僕は思う。
黒田三郎の視点をちょっと自分よりに変えるだけで、この詩の内容が自分の感情と重ね合わされるというか、切なく、でも淡々としたメロディと歌声で、これは高田渡の曲の中で一番いいんじゃないかな、と思う。

僕はこのことを誰にも言ってなかったのだけれども、一人だけ、「高田渡は『夕暮れ』がいい」といった人を知っている。普段はあまり会わないけれど、一番の友人の一人だと思っている。

2017年4月4日火曜日

生活の柄

「生活の柄」という歌がある。高田渡の代表曲。
この曲を初めて聴いたのは、大工哲弘の「ジンターナショナル」に収録されたもの。

三線で朴訥に歌う。このディスクの中でもすごく光っているところで、1つ目のハイライト部分。それで原曲を調べると高田渡に行き当たった。
歌詞は山之口獏という沖縄出身の現代詩人が書いたものを元に歌いやすくしたもの。

   歩き疲れては
   夜空と陸との 隙間にもぐりこんで
   草に埋れては 寝たのです
   処かまわず寝たのです

   歩き疲れては
   草に埋れて寝たのです
   歩き疲れ
   寝たのですが
   眠れないのです

   近ごろは眠れない
   陸をひいては眠れない
   夜空の下では眠れない
   揺り起されては眠れない

   歩き疲れては
   草に埋れて寝たのです
   歩き疲れ
   寝たのですが
   眠れないのです

   そんな僕の生活の柄が
   夏向きなのでしょうか
   寝たかと思うと 寝たかと思うと
   またも冷気にからかわれて

   秋は
   秋は
   浮浪者のままでは眠れない
   秋は
   秋からは
   浮浪者のままでは眠れない

   歩き疲れては
   夜空と陸との 隙間にもぐりこんで

   草に埋れては 寝たのです

ルンペン(乞食)目線の歌である。
歌謡曲やフォーク、ロックの恋愛中心の歌詞とは全然違う生活の唄。というか人間の唄。

なんか、今まで間違えないようにしてきたいろんなことが、どうでもいいように思われてくる。
かなり気をつけて間違えないようにしてきたことは間違いだったのかもしれない。

もうちょっと自分を見てみよう、という気になった。
大工哲弘のも、高田渡のも、どちらもいいです。ついでにハンバートハンバートもカバーしてます。

10年ぐらい前から、僕のお気に入り。

2017年3月17日金曜日

沖縄

三線を買いに行った20代前半、沖縄音楽ブームがありました。もちろん僕の中だけですよ。そのときから買い集めたCDをざっと見てみよう。

ネーネーズ「IKAWU」
これはメジャーデビュー前のCD。1991年、ディスクアカバナーからリリース。「月ぬ美しゃ」で心を鷲掴みされるぞ。ご注意。メンバーが民謡界出身者のみで構成されている。今はポップス畑の人もいるらしい。というか初期メンバーは1人もいない???
このCD、誰かに貸したまま返ってきてない。貸した誰か、返して〜!











知名定男「島うた」
ネーネーズのプロデューサーである知名定男。今や沖縄民謡界の大御所ですね。70年代に一回売れているらしい。かなり前から人気者だったんですね。実力者は違うね。このディスクは1991年リリース。これもディスクアカバナーから。













知名定男/徳原清文「島や唄遊び」
これは「毛遊び」(もあしびー)という野外宴会をテーマに作られた。昔は砂浜で集まって歌って踊ってたらしい。もちろん酒を飲みながら。歌詞を即興で作って歌い回していくという。1992年、ディスクアカバナーから。






大工哲弘「ウチナージンタ」
那覇市に勤めているという大工哲弘は八重山民謡界の重鎮。このディスクで一気に有名に。オフノートから1994年発売。これは民謡のディスクではなく、明治以降の沖縄で、民謡以外に流行った唄を集めたもの。チンドンの祖先であるジンタを沖縄風の歌詞にしている。また戦後、に本土で流行った「沖縄を返せ」が沖縄人によって歌われるのは、歌詞の意味を沖縄目線に大転換させるメッセージ性の強いものとなっている。ソウルフラワーユニオンとの関係もこのからあったのかな。
未だに思い出してはこのディスクをかけている。名盤です。



大工哲弘「大工哲弘」
自分の名前をタイトルにした八重山民謡集。民謡のCDとは一線を画した内容の濃いものになっている。これを聴いていると酒が飲みたくなってくるぞ。ご注意!
これもオフノートから1995年に発売。大名盤です。













山里勇吉「道うた遊びうた」
大工哲弘の師匠である山里勇吉。八重山民謡のボスである。もうだいぶお歳なので声がかすれがちかな、と初めて山里勇吉を聴いた時は思った。でも、聴いているうちにそれがだんだん良くなってくる。この境地には歳をとらないと行けないのだな、と思わせる凄みを匂わせながらの、この軽さ。すばらしい。1997年、ディスクアカバナーより発売。




ざっと見てきたけど、この他に嘉手苅林昌、普久原恒勇などもいいな。
そうそう、大工哲弘の八重山歌謡全集が出るらしい。

10枚組で15000円(税抜)。これもディスクアカバナーから。
うーん、どうしよう?買うかどうか思案中です。

2017年3月13日月曜日

おはなしえん春編1回目終了しました

おはなしえん春編の第1回目(3月12日)が終わりました。
来ていただいた皆様、ありがとうございました。

今回は、台本が早めに出来ていたにもかかわらず、仕上がりが遅くてハラハラしました。
音楽もほとんど合わせていません。合同稽古の時にやったぐらいです。
出演者の人たちはお仕事が忙しいので、こういう演劇やイベントと掛け持ちするのは、なかなか大変です。いうまでもなく僕だけは相変わらずヒマでしたが。。。


そうそう、この前観に行った、ステージタイガーの「ダイバーシティ」もそういうことをテーマの1つにしていました。ステージタイガーは観たのが初めてだったけど、なかなか泣けますね。また観に行きたいと思います。

あ、仕上がりが遅かった、という話でした。
だいたいみんながセリフを覚えた頃にミツルギさんが役者の動きや、セリフの言い方、歌の感じなどを整えて、グッと面白くなります。役者さんが考えてきた自分の動きも良かったらミツルギさんは何も言わずそのままやらせてますね。割と自由に作ってます。
今回は、それが本番前日になってしまいました。結果的には本番にピークを持ってこれたので正解だったのです。早いうちに仕上がってしまうとそこから細かいところをいじりだしたりして変なことになっていく事もあるのでタイミングが難しいところ。
でも、あせってる劇団員は1人もいなかったな。少ない練習量でもやれるようになってきた、ってことか。

音楽班も合わせがほとんどなかったにもかかわらず、ミツルギさんが出してきた曲の案に、その場で合わせられたりしてテンションが上がった時もありました。それと選曲が大事。みんなが知ってて、なんとなく歌える曲ってのがうまくいくのかも。
なかなか出来るようになってきたねー。
超人予備校って、上手いわけではないのに魅力的。ほんとに不思議。


13:30、15:30の回、両方とも満員になりました。特に15:30の方は、子供らが元気すぎて、途中大変だったかな。でも、朗読の時に「おもろないわー」ってあからさまに言ってた子供も、お芝居で変な(失礼!)動物が登場すると、一気に前のめりに。
「おもしろい〜」って言ってもらえるとやっぱり嬉しいね。
でも、この朗読の面白さは後になって(大人になって)から効いてくるんですよ。たぶん。

次回は同じプログラムで4月22日です。よろしく!

(写真は杉浦さん撮影のものをお借りしました。ありがとうございます。)

2017年3月10日金曜日

三線

20代の頃に手に入れた三線。
ニシキヘビの本革のものは鱗がなんとなく気持ち悪くてビニールの偽革のやつ。当時、普通の楽器屋では売っていなくて、わざわざ沖縄まで買いに行った。お土産やさんで売ってる安いやつより1ランク(ぐらい?)上のちゃんとしたやつ。三線屋では一番安かった。(沖縄は普通の楽器屋の他に三線を専門に扱う三線屋がある。それも結構な数ある。)

三線屋さんでお菓子(アメリカのお菓子でした)をいただきながらいろいろと教えてもらっていると、店にはいろんな人が寄っていく。だいたいは地元の人。その日は民謡コンクールの日だったらしく、みんな、誰がよかった、とか、あんまりよくないね、とか批評していく。だいたい最後には「わしの方が上手いわ」っていう。沖縄は芸能がほんとに染み込んでるね。うらやましい。

パッと見はいいんですが、やっぱり本物と比べるとちょっと違う。でも、カン!とくる感じの音は気に入ってる。本革ものはもうちょっとまろやかな音。

沖縄では三線を持って歩いていると、いろんな人が声をかけてくる。
 「それ、なんですか?」
 「三線です。」
 「弾けるんですか?」
 「いいえ。さっき手に入れたところなので弾けません。」
 「ちょっと見せてください。」
っていうようなやりとりを何回かした。
「それ、なんですか?」って聞いてくるけど、絶対中身は三線だ、って知ってる。なんか喋りたくて仕方ないんでしょうね。こちらもちょっと嬉しい。


ちょっと困ったのは、糸巻きを差し込む穴の開け方がいい加減。神戸に住んでいた頃に新長田に沖縄関連の店が出来た。泡盛やら海ぶどうやら沖縄のものはなんでも手に入る。そこで三線も売ってたので、修理を頼むことにした。しかし、糸巻きが替えられただけで穴はそのまま。まあ、いいか。沖縄やしな。って感じで文句も言わずそのままにしてる。

特に習ったわけでもない三線だけど、なんとなく弾けてる。まあ、弾けてるレベルにはいないのかもしれないけど。
そうそう、沖縄の三線屋さんが言ってた。「こんなん簡単や。誰でも弾けるで!」関西弁ではなかったと思うけど。

三線用の譜面ってのがある。「工工四」と書いて「クンクンシー」と読む。縦書きで、三線の押えるところ(いわゆる勘所ってやつ)を漢字で書いてある。タブ譜みたいなもんかな。一番太い弦の開放(どこも押さえない)が「合」。人差し指で押えるところが「乙」、中指が「老」、真ん中の弦の開放は「四」人差し指が「上」、中指が「中」、小指が「尺」、一番細い弦は開放が「工」、順に「五」、「六」、「七」という感じ。
これがなかなか覚えられないんですよ。

ね?わかりにくでしょ?この漢字の横にカタカナが書かれてるけど、それが歌。メロディはこの楽譜からはわからない。誰かに教えてもらうか、CDを聴くかしかない。

この楽譜の感じって、リュートのドイツタブラチュアに似てる。リュートは和音を弾くからさらに複雑になるね。三線の譜面が読めるようになったら、ドイツタブラチュアもちょっとはやってみるかな。