2015年1月29日木曜日

リュート調整

リュートを調整に出しました。
って書けば、カッコイイんですが、そんなお金の余裕はないので、しかも時間の余裕はいっぱいあるので、自分でやることにしました。

目標は8コースリュートのガット/ナイルガット化。要するに弦交換です。

まず、弦とフレットを注文。8000円ほど。結構イタイ。けど、一回はったら1年以上変えないので、クラシックギターよりコストパフォーマンスはいいかもしれない。
あと、ドリルを購入。ドリルをさす棒と一緒に0.5〜1.4まで、1500円ぐらい。

新年のイベントで足をくじいて(左足親指にヒビが入ってました)その辺をブラブラできないので、リュート調整にはもってこいの日!

低音弦が巻弦(金属の糸をナイロン芯に巻いてある弦)なので、ブリッジの弦を通す穴が小さい。そこをガット/ナイルガット弦が通るぐらいまでドリルで広げる。これ、結構しんどかった。なかなかドリルが通らんし(まあ、手回しやからな)、径の小さいやつから初めて、3回ぐらいドリルを交換する。でも6コースのオクターブ弦に0.82を張ろうとしてたけど、太すぎることに気づく。ああ、もう今日はいいや。1日目は4コースから6コースまでで止めておく。

2日目。
1〜3コースは変更なしなので、7〜8コースを。リュートは2本ずつ弦を張っているので4〜6コースで6穴、7〜8コースで4穴、合計10穴もある!
弦を通せるようになって力尽きた。

3日目。
1〜4フレットを細いものに交換。1.0という極太を張ってたけど、それを0.85、0.8に。張ってしまってから、T郎先生のメールを見返すと、0.8を張りなさいって書いてある!ちょっと太いけど、まあ、前よりマシです。

調弦して、弾きやすいなー、と思ったのもつかの間、すぐに弦高が高すぎる感じがしだす。やっぱりナットの高さも下げなあかんかな。明日でええわ。



4日目。
近所の100均で紙やすりを購入。108円。安い!
ナットを外し、底辺を1mmぐらい紙やすりで削る。これが一番しんどい。一番やりたくなかった。
でも、このプロジェクトの肝はここなのだ。
以前はこれをやりたくないためにフレットを太いものにしていた。それを昔のリュート教本に書いてあるように1フレットを4コースぐらいの太さにすると、当然、弦高を低くしなければ弾きにくい。
結果、0フレット(ナット)付近で1mm、7フレットで3mmの高さ。前より1mmほど下がった。


さて、弾きやすさは?ナット削りのときにぎゅうと持ちすぎて、右手に水ぶくれが。。。

ということで、また慣れたら報告します。

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