2015年8月10日月曜日

ビューティフルハミングバード

最近、ビューティフルハミングバードが気になっている。

初めに気になったのは、10年以上前。細野晴臣監修の「daisy holiday」を買った時。(2008年リリース)
これは名盤とは言われていないけれど、名盤です。


星野源のソロで名作の「Daisy Miso Soup」が収録されていたりするのですよ。

このCDでビューティフルハミングバードを知った。ここに収録されているのは「エーデルワイス」。あのミュージカルで有名なあの曲です。
「サウンドオブミュージック」を当時見た人達は「エーデルワイス」は名曲や!と言っていたけど、僕はそんな風に思えなかった。原曲を聴いても「これはええ曲やから聴いとかなあかんで」風なので、いい曲とは思えなかった。学校で習う、教育くさくてダサい曲というイメージだった。

それが、である。
このCDに収められているビューティフルハミングバードが歌ったものはすばらしかった。
この曲の良さを初めてわからせてくれた歌唱だった。
「この選曲はどうか?」と初め思ったが、録音を聴いてぶっ飛んだ。
あきらかに昔の人に聴かせるのではなく「今、これを聴いてよ!」といった自信、新しい音楽への確信に満ちたものだった。こんな体験は初めてだった。この曲で涙したことはなかった。
それから、ビューティフルハミングバードのCD「HIBIKI」を買ったが、なんとなく聴かず、CD棚の隅っこに追いやっていた。



この前、栗コーダーカルテットのギターの人が脱退。というか、仕事が忙しすぎるので、メンバーから名前を抜く、ということがあった。
ああー、栗コーダーカルテット残念やなー、と思ってた矢先に、「栗コーダー&ビューティフルハミングバード」でツアー、という話。

「おおお!!!」ということで、ビューティフルハミングバード、聞き直したら、やたらいいやんか。買っといてよかった!HIBIKI、名盤でした。いまさら。

で、去年出たCDも買いました。
「旅人」「眠っているあいだに」がいいですね。みんな、買ったほうがいいですよ。



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