2016年2月5日金曜日

水曜の朝、午前3時

節分もすんで、いよいよ春ですね。壬生寺節分会でお札売ってきましたよ。
普段財布の紐が硬そうな人も狂ったように買っていくので気持ちいいですよ。
みんな狂え狂え!普通でない人にも福が訪れますように。

ちょいと懐が春っぽくなったので、欲しかったCD買いました。
サイモン&ガーファンクル「水曜の朝、午前3時」。1964年作品。



ジャケットもいい感じ。
午前3時頃、目が覚めてしまって眠れないとNHK FMで「ラジオ深夜便」を聞きますよね?その感じがあってとてもいいのです。

これ、前から欲しくて欲しくてたまらなかったディスクですが、なんと全曲知ってました。あれ?高校ぐらいの時にラジオで全曲放送してたのを録音してたのかな。とにかく、全部懐かしい。

日本盤を買ってよかった。ポール・サイモンに宛てたアート・ガーファンクルの手紙がライナーノーツとして書かれている。ポール・サイモンの作詞/作曲能力を完全に理解して歌っているアート・ガーファンクルは当時学生だったのかな。なかなかいい手紙です。

当時気づいてなかったけど、ボブ・ディランの「時代は変る」のカバーも入ってる。
それに、ちょびっと古楽っぽい曲がある。「ベネディクトゥス」。誰の作曲なのか書かれていない。トラディショナルとなっているが、ルネサンス〜初期バロック時代にかかれたものだと思う。スカボロフェアなんかイギリスルネサンスの曲も後でやってるし、ポール・サイモンのネタ元は古楽にもあるようですな。誰か知ってたら原曲を教えてください。(ラッススの作だとする人もありますな)

このディスクでは、ドラムを加える前の「サウンド オブ サイレンス」が聴けますよ。シングル盤の「サウンド オブ サイレンス」は、この録音に、レコード会社が勝手にリズム隊をオーバーダビングして、当時の流行りだったフォークロック調に変更して売り出したものでした。

それを知らされていなかったポール・サイモンは街でたまたま聴いて激怒したとか。
でも大ヒットとなってよかったね。
大ヒットした「サウンド オブ サイレンス」「明日に架ける橋」のアルバムもいいけど、「水曜の朝、午前3時」が一番好きかな。

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