2016年5月10日火曜日

ミックス

オフコースの「愛を止めないで」がドラマの主題歌になるそうである。それに合わせて当時のシングルがCDとして再発されるとのこと。ジャケットも全く同じである。



僕が意識的に音楽を聴き始めたとき、そう、初めて買ったLPがオフコースのベスト盤「SELECTION 1978-81」だった。A面3曲目に収録されていて、当時よく聴いた。

1つだけ文句を言いたいことがある。
この曲のミックスが良くないのである。そのベスト盤に収められているのは、多分シングル盤のミックスのままだと思う。
歌い出しの小田和正のピアノと歌だけの部分があって、だんだん他の楽器が加わっていって、サビの部分で最高潮になる。でも最高潮に近づくにつれて、音量が明らかに下がっている。楽器が増えて全体の音量が上がりすぎると音が歪むので、こういう手法を取ることがある、と誰かから聞いた。
これ、一番盛り上がるとこでがっかりさせたらダメでしょう。
「あ〜〜残念!」と超人予備校・尾松さん風に言ってみても、録音は変わらない。

しかし!で、ある。
なんと、このシングル盤と同時期に出たアルバム「Three and Two」は、編曲は同じだけど、ミックスが違うのである。
これは、弾き語りから始まって、楽器が増えていって、サビの部分では最高潮の気分にさせてくれます。他の曲も演奏が前に出がちでちょっと荒削り風に聴こえなくもないけど、こっちの方が満足度は高いね。

なんで、こっちのミックスをシングルにしなかったのだろう?
未だに、ラジオで残念な感じを味わっている。
DJの皆さん、そこなんとかお願いしますよ。ちゃんとわかってね。

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