2016年5月23日月曜日

古楽器講習会などいろいろ

ここ数日忙しかった。
忙しいといってももちろん仕事ではないですよ。遊んでいるのであるが、まあ楽しかったね。

まず20日金曜日は、劇団The Stone Ageの「バンドやろうぜ2」。期待していっただけあって、かなり面白い。金八先生を彷彿とさせる(っていうか誰でもそう思う)長髪のカツラをみんな被って登場。初めはネタ振り的なので、あんまり笑うところなかったけど、後半、アホアホパワー全開で笑わせてくれた。去年の本公演を観た時はひたすら泣かされたのであるが、こういう笑いに寄った方が好きかな。


21日土曜日は、お昼に、本読みの時間「物語の、うつわ(二)」。今年3月に「本読みの遠足」でご一緒した、甲斐祐子さん主宰の朗読公演(本番は19時30分ですが、お昼に「ライブ」と称して短時間の公演がありました)。関西小劇場界からの優秀な俳優(この時は女優)とナレーターが本を読み聞かせてくれる。丁寧な本のセレクトと、安定の上手さ。女の一生を年齢ごとに追った内容の絶妙の構成感。いつもいつも堪能しています。


で、夕方からは劇団超人予備校の「ラボライブ」の稽古にお邪魔。22日がラボライブ「ラムサル」だったのですが、本番当日、行けないので、強引に稽古を見せてもらいました。ラボライブは、台本を作らず、劇団員が去年と今年の干支のネタを集め、構成して、一つのショートショートのお芝居にするんです。これが本公演や他の公演とは対照的な変な盛り上がりを見せるのです。
去年の干支、羊編は、去年見たネタと新作が混ぜてある。どっちも面白い。さて、今年の猿編。これが、出来は荒削りやけど大爆笑ネタ満載でした。特に山名さんのパーマン2号のネタは腹抱えて笑ったよ。


で、22日日曜日は大津びわ湖ホールの練習室にて「古楽講習会」。バロックギターが専門の竹内太郎氏の指導を受ける。
講習生は4人と少なめだったけど、みんなレヴェルの高い演奏と内容。聴きごたえあったなー。
古楽にはまだ足を踏み入れていないクラシックギターの人もいい音出してた。クラシックと古楽ってやってることが違うんですよね。是非こっちの世界に来て欲しいな。

ゲストには前も参加してくれたフルート奏者のHSBさん。
最後のセッションのコーナーでは、ボワモルティエのソナタの1楽章と4楽章をHSBさんのフルートに通奏低音で合わせました。

通奏低音って難しいものだと昔は思ってたけど、案外できるもんやな、と最近は思いますね。なんでも諦めず続けたらいいことあるんですな。


2 件のコメント:

  1. 突然すみません。先日は講習会でお世話になりましたモダンを弾いた、さかたにと申す者です。皆さんの素晴らしい演奏やレッスンは勉強になりました。コマツさんの19世紀ギターを試奏させてもらったり、リュートやバロックギターを一度に聴けたことは貴重でした。モダンを買ったばかりなんで、すぐに古楽器購入とはいきませんが、通奏低音やタブの読み方を勉強していきたいとおもいます。いずれは古楽器(バロックギター?)をと考えています。今後ともよろしくお願いします。

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  2. sakaさま、講習会お疲れさまでした。また、コメントもありがとうございます。クラシックギターの世界では体験できないことだらけだったと思います。僕も太郎さんに習い始めた時はリュートの弾き方や通奏低音も全然知らない状態でした。でも10年ぐらいかけてコツコツと積み上げてきたら、こうなりました、という状態です。まだまだ知らないことだらけです。
    個人的にはモダン、古楽に限らず、通奏低音を習う方がよい、と思っています。曲を弾くに当たって、テンポ設定、運指、装飾音の意味など、すべて自分で判断ができるようになる、ということですね。
    一緒に勉強していきましょう。こちらこそよろしくお願いします。

    小松

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