2016年8月7日日曜日

バナナ部単独ライブ

バナナ部単独ライブ、オリンピックにも原爆にも負けず、無事終了しました。
来ていただいたみなさま、ありがとうございました。


絵はアンディウォーホルに描いてもらいました(笑)
よく見ると字のバランス悪いですね。素人がデザインやるといけません。


昨日のセットリストと解説を書いておきます。

1、SOME HAPPY DAY 〜 FISHING BLUES
SOME HAPPY DAYはチャーリーパットンが1929年に録音。日本ではロンサムストリングがいいですね。泣いてしまいます。仕事に行くの嫌やなーって思いながら通ってた僕を励まし続けてくれた曲です。
FISHING BLUESはタジマハールを聴いてると、「これって高田渡の魚つりブルースやん」と思ってクレジットを見てみると高田渡作曲。まあ、メロディは違うな。でも印象が同じ。また、ロンサムストリングのものはテキサスのヘンリートーマスを元にしている。どれもメロディは違うけど同じ曲。

2、IKO IKO
Dr.ジョンの名盤「ガンボ」の1曲目。これは音取りが難しかったのでディキシーカップスを参考に。ニューオーリンズの民謡みたいなもの。

3、Please Mr. Postman
王様の「ちょっとまってちょっとまって♪」という歌詞に思わず引き込まれるが、ビートルズがカバーしたものが僕には馴染みがあります。オリジナルはマーヴェレッツ。カーペンターズもカバーしてた。アンデスとカズーで別メロディにしてみたら案外難しい。2回目はうまくいったかな。

4、ラストダンスは私に
ドリフターズのR&B。昔から好きで、ちょくちょく使ってる。

5、FUN FUN FUN
言わずと知れたビーチボーイズの名曲をアンデスのみに編曲しました。イントロを取るのに苦労したな。イントロ以外はうまくいきました。

6、放課後の音楽室
GONTITIの名曲。チチ氏は動物園によく出没してるらしい。天王寺動物園のドリルがお気に入り。

7、TINY LIPS
これもGONTITI。何回も使ってるけど、今回は中間部を清家さんに書いてきてもらった。半分作曲です。

8、ボンネットバス
栗コーダーカルテットの曲をほぼそのまま使いました。簡単に聞こえるけど案外難しい。

9、アパオの海外出張(2回目のみ)
これも栗コーダー。原曲はウクレレのジャか弾きをギターの5カポでやりました。アンデスもかぶせていい感じ。

ここで、ゲストのクロエさんに登場してもらい、ソロで「ロンドンデリーの歌」(1回目のみ)「夢であいましょう」(2回目のみ)。
2曲目「家」はクロエさん作。これはバナナ部も参加させてもらいました。いい曲です!


10、MOTHER(1回目のみ)
PUFFYが1997年に出した、奥田民生が作った歌。奥田民生はビートルズっぽい。ビートルズっぽいフレーズをギターで弾こうとしたけど、ストロークのあいだに挟むのは至難の技。今回はできませんでした。

11、釣りに行こう
THE BOOMの1990年の名曲。矢野顕子とのデュエットになっていて、当時よく聴いたなあ。ハーモニカを入れてみた。

12、ビューティフルデイ(2回目のみ)
キセルの2008年のアルバム「マジックアワー」に入ってる曲。キセルの独特の打ち込みが好きです。

13、ハートランド(1回目のみ)
京都の六曜社のマスター(地下部門担当)、オクノ修の名曲。大工哲弘が録音したものが秀逸。泣いてしまいます。

14、いちょう並木のセレナーデ
小沢健二「LIFE」に収録。今回唯一の清家さんの選曲。いい曲やなー。イントロのギターを弾きたいためにあんな編曲になりましたが、もうちょっと考えよう。

15、ぼくらが旅に出る理由
これもオザケン。これをやりたいがために今回のライブをやったのかもしれません。時間も一番長くなりました。歌詞を思い浮かべながら聞いてほしい曲です。

16、人生はまるで登山列車のようだ
アメリカの古い曲。今年3月の「本読みの遠足」用に編曲。あの頃よりカズーがうまく吹けるようになってきた。

以上、曲解説でした。
1回目と2回目で少し違ってます。今回、写真を撮るのを忘れたと思ったら、お客さんの田中さんにお願いしていたのでした。田中さん、いつもありがとうございます。



終演後、クロエさんと西九条で飲みました。自分が気持ちよく生きていくためにいろんな事を考えてる。クロエさんのまわりには素敵な人がいっぱいいるな。知り合えてよかったと思うよ。ほんとに。

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