2017年11月9日木曜日

美空ひばり

最近、美空ひばりを調べている。調べているといっても音楽だけだけど。

戦後ちょっとしてからの映画「悲しき口笛」(1949年)の同名主題歌。こんないい曲が当時にあったのか。知ってる曲やけど、改めて凄さを思い知る。ギターで弾いていると面白くて何回も弾いてしまう。2回目の間奏が問題やな。どういう風にするかなー。タキシードにシルクハット、有名な写真ですね。
そのすぐ後の「東京キッド」(1950年)もいい。当時のジャズ風歌謡曲。これは美空ひばりの有名曲では一番気に入っている。弾きながら泣いてしまうな。悲しいものより、悲しさを裏に隠した明るいものに涙してしまう。
ガラッと変わって、1966年の「悲しい酒」は演歌。クラシックギターのイントロとオブリガードが印象的な曲。僕は飲んでるときは大体笑ってる。一人のときはどうなのかな。ニヤニヤはしてないと思ってるけど。こんな酒は飲みたくないけども、しみじみと味わってしまう曲。どこかでやってみたい。

美空ひばりの映画は観たことがないけれども、1949年から60年代終わり頃までの映画出演数にはびっくりする。1950年なんか11作も出てる。
えっ?月1回ぐらい撮影してたの???
昭和のスターってすごいな。

美空ひばりではないけど、八代亜紀の「舟歌」は1979年。最近は美空ひばりと同じくジャズも歌う八代亜紀だけど、これが流行った頃は、テレビで八代亜紀が出てくると、「あー、退屈〜」って思ってた。でも改めて聴いてみるととんでもなくいい。最近ではマダムギター長見順さんがロックバージョンにして歌ってる。それもかっこいい。

戦後すぐから80年代のアイドル歌謡が出てくるまで、歌謡曲全盛時代。普通に歌っても歌詞が聞き取れるし意味がわかる。深い意味が隠されてる場合もあるかもしれない。この頃のヒット曲はいろいろと勉強になるな。

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